特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(15)その他
200.Predator Journal(ハゲタカ雑誌)を見分けるには
細野 茂春
1
Shigeharu Hosono
1
1練馬光が丘病院小児科
キーワード:
article processing charge
,
open journal
,
Predator Journal
,
THINK CHECK SUBMIT
,
ハゲタカ雑誌
Keyword:
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,
open journal
,
Predator Journal
,
THINK CHECK SUBMIT
,
ハゲタカ雑誌
pp.662-665
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000003016
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背景
医育機関における業績の1つに原著論文,特に英語論文がある。優れた論文は革新や新たな価値を創出して,その領域で強い衝撃や影響をもたらす。論文の質の評価に絶対的な基準は存在しないので,いくつかの指標が考えられている。多くの医育機関では助教採用や年俸制契約で英語論文が求められる。また,学位審査でも英語論文での掲載が学位授与の条件となっていることも少なくない。そういったことから,安易にPredator Journalに投稿して英語論文数を稼ぐ手法に手を染めてしまう医師も少なくない。Predator Journalは,査読制度をうたっている論文投稿から受理(アクセプト)までの日数を考えると,質の高い査読が行われているとは考えにくい。論文は,質の高い査読を受けることによって質の高い論文に仕上がっていく。論文の評価は著者の評価につながるので,Predator Journalに多く投稿・掲載されれば,論文数は増えても研究者としての評価は上がるどころか下がってしまう。本稿では,Predator Journalと思われる雑誌の見分け方と,Predator Journalに投稿することの問題点とについて解説する。

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