連載 古典あれこれ
脳神経外科学の父 ハーヴェイ・ウィリアムス・クッシング,脳神経外科医としての飛躍の時代
細谷 誠
1
Makoto Hosoya
1
1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科
キーワード:
Cushing
,
脳神経外科
,
聴神経腫瘍
Keyword:
Cushing
,
脳神経外科
,
聴神経腫瘍
pp.441-445
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002086
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はじめに
Cushing症候群やCushing現象に名を残し,近代脳神経外科の基礎を築いたハーヴェイ・ウィリアムス・クッシング(Harvey Williams Cushing〈1869-1939〉,以下クッシング)は,Walter Dandy,William Houseと並び聴神経腫瘍手術のパイオニアとしてわれわれ耳鼻科医には知られている。外科医として多大な業績を残したのみならず,米国の著名な文学賞・新聞賞であるピューリッツァー賞も受賞するなど,その名声と活躍は医学のみにとどまらない。前稿では,クッシングの若き日の活躍を中心にまとめた1)。本稿では,その後の彼の活躍について紹介したい。

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