特集 口腔咽頭診療の論点─多領域のスペシャリストにきく─
【睡眠時無呼吸症候群に対する治療選択】
咽頭・鼻の手術で治す
本間 あや
1
Aya Honma
1
1北海道大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
キーワード:
閉塞性睡眠時無呼吸
,
睡眠外科手術
,
上気道手術
Keyword:
閉塞性睡眠時無呼吸
,
睡眠外科手術
,
上気道手術
pp.150-153
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001990
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はじめに
本邦における睡眠時無呼吸の診療アルゴリズムにおいて外科治療が考慮される場面は3つあり,1つ目は保存療法で減量困難な肥満症に対する肥満外科手術,2つ目は上気道や顎顔面の解剖学的異常を伴う場合に考慮される上気道手術や顎顔面手術,そして,3つ目は持続気道陽圧療法(continuous positive airway pressure:CPAP)不忍容に対する代替治療としての舌下神経電気刺激療法である。咽頭手術や鼻科手術などの上気道手術はCPAPのサポート手術,あるいは,CPAPの代替治療としてのサルベージ手術という位置づけにあるが1),欧米では閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sleep apnea:OSA)に対する初期治療として考慮されることもある2)。

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