Japanese
English
特集 在宅透析
在宅血液透析
インプラント型人工腎臓
Implantable artificial kidney
三木 則尚
1
MIKI Norihisa
1
1慶應義塾大学理工学部
キーワード:
人工腎臓
,
インプラント
,
ハイブリッド
,
QOL
Keyword:
人工腎臓
,
インプラント
,
ハイブリッド
,
QOL
pp.498-502
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001277
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
本稿では,新たに開発するインプラント型人工腎臓を用いた,現行の透析治療と組み合わせたハイブリッド型の腎代替療法について解説する。患者の通院回数の低減や飲水制限の緩和など患者QOL(quality of life)の劇的な改善に加え,体内水分量の維持による予後の改善,また医療費の低減にもつながることが期待される。本研究は東京医科大学腎臓内科学分野の菅野義彦主任教授との12年以上にわたる共同研究の成果であり,森田伸也専任講師(慶應義塾大学),宮岡良卓講師(東京医科大学),安川明男獣医(上石神井病院),小森正樹氏(日本小動物血液透析協会),小林英司教授(東京慈恵会医科大学),高須正規准教授(岐阜大学),大田能士研究員(慶應義塾大学),そのほか多くの方々のご協力をいただいた。また研究開発費には,日本学術振興会,国立研究開発法人科学技術振興機構,日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and Development:AMED)からの支援を受けた。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.