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サイバー攻撃による電子カルテシステム停止下での透析室運営の経験
Experience operating a hemodialysis unit in a situation where the electronic medical record system was unusable due to a cyberattack
宮川 博光
1
,
橋本 展洋
1
,
中村 年宏
2
,
石関 海也
1
,
可兒 奈穂
1
,
原田 和可子
1
,
牧野 修三
1
,
岡本 和大
1
,
別所 紗妃
1
,
上田 仁康
1
,
林 晃正
1
MIYAKAWA Hiromitsu
1
,
HASHIMOTO Nobuhiro
1
,
NAKAMURA Toshihiro
2
,
ISHIZEKI Kaiya
1
,
KANI Nao
1
,
HARADA Wakako
1
,
MAKINO Shuzo
1
,
OKAMOTO Kazuhiro
1
,
BESSHO Saki
1
,
UEDA Yoshiyasu
1
,
HAYASHI Terumasa
1
1大阪急性期・総合医療センター腎臓・高血圧内科
2大阪急性期・総合医療センター臨床工学室
キーワード:
サイバーセキュリティ
,
事業継続計画(BCP)
Keyword:
サイバーセキュリティ
,
事業継続計画(BCP)
pp.378-380
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001246
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はじめに
デジタル化の普及は医療のあり方に変革をもたらし,臨床成果を向上させてきた1)。医療機関には膨大な量の患者データがデジタル化され保管されるが,これらは金銭的価値などの理由により犯罪者の格好の標的となる2,3)。医療分野のコンピュータネットワークとの接続性が急速に高まり,医療機関を標的としたサイバー攻撃は増加の一途にある1~3)。
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