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特集 腎臓病外来:マネジメントとコツ
慢性腎臓病再診のコツ
腎移植治療をはじめ,腎代替療法はいつ話す? 腎代替療法指導管理料に対してどうする?
When do you talk about renal replacement therapy, including kidney transplant therapy? What do you do about the fee for guidance and management for renal replacement therapy?
日髙 寿美
1
,
小林 修三
1
HIDAKA Sumi
1
,
KOBAYASHI Shuzo
1
1湘南鎌倉総合病院腎臓病総合医療センター
キーワード:
early referral
,
先行的腎移植
,
ワクチン
,
バスキュラーアクセス
Keyword:
early referral
,
先行的腎移植
,
ワクチン
,
バスキュラーアクセス
pp.540-546
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000683
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POINT
・血液透析,腹膜透析,腎移植のすべての腎代替療法について情報提供することが望まれる。
・腎代替療法指導管理料は,直近2回の検査でeGFRが30mL/min/1.73m2未満の場合に算定できる。
・少なくとも透析療法開始6カ月以上前からの腎臓専門医受診が望ましい。
・腎移植前にはワクチン接種に時間を要する。
・血液透析開始前,最低2週間,できれば4週間以上前にバスキュラーアクセス造設が望ましい。
・年齢だけを理由に腎移植の選択肢を除外しない。
・一旦,HDやPDを始めたとしても,実際に施行し,その後,そのモダリティーを変更することは可能である。
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