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第20回 日本高齢者腎不全研究会
高齢透析患者における血液浄化膜の選択
Selection of blood purification membranes in elderly dialysis patients
友 雅司
1
TOMO Tadashi
1
1大分大学医学部附属 臨床医工学センター
キーワード:
膜
,
分類
,
β2MGクリアランス
,
アルブミン喪失量
Keyword:
膜
,
分類
,
β2MGクリアランス
,
アルブミン喪失量
pp.925-927
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000562
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はじめに
わが国においては,2020年12月31日現在で347,671人の維持透析患者がおり,人口100万人当たり2,754.3人となる1)。これは400人に1人以上の患者が腎代替療法を受けていることになる。また,透析導入症例の平均年齢は69.4歳であり,維持透析患者の65歳以上の患者の割合は男性67%,女性73.6%となっており,65歳以上の患者数も232,796人とわが国では大部分が高齢者となっている。
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