Japanese
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特集 消化管粘膜下腫瘍のすべて
[十二指腸]
【Case Study】内視鏡的切除を行った隆起型濾胞性リンパ腫
A protruding lesion of follicular lymphoma which was resected endoscopically
光永 豊
1
,
菊池 大輔
1
,
布袋屋 修
1
Yutaka Mitsunaga
1
,
Daisuke Kikuchi
1
,
Shu Hoteya
1
1虎の門病院消化器内科
キーワード:
十二指腸腫瘍
,
濾胞性リンパ腫
,
EMR
Keyword:
十二指腸腫瘍
,
濾胞性リンパ腫
,
EMR
pp.1044-1045
発行日 2024年7月25日
Published Date 2024/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001524
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はじめに
十二指腸濾胞性リンパ腫は典型的には内視鏡像は癒合性に乏しい,白色調の小隆起の集簇として発見されることが多い。内視鏡的に濾胞性リンパ腫が疑われる場合は生検によって確定診断される。また,十二指腸単独にみられる濾胞性リンパ腫の進行は一般に緩徐であり1),経過観察が選択されることが多いが,ごく稀に急速に進行するアグレッシブリンパ腫に転化するものがあるため注意が必要である。
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