Japanese
English
特集 こんなときどうする
[各論]大腸
[診断]
診断困難な大腸炎症性所見を認めた
How to deal with inflammatory changes of unknown etiology in the large intestine
大川 清孝
Kiyotaka OKAWA
pp.418-421
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000097
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
アドバイス
・診断困難な原因は,疾患を知らない,特徴的な内視鏡像を知らない,非典型的内視鏡像である,などである。
・内視鏡所見,罹患部位,患者背景,臨床症状などから疾患を絞り込む。
・内視鏡所見のなかで,縦走潰瘍,輪状潰瘍,円・卵円形潰瘍,玉石状所見,帯状潰瘍,偽膜の6つは,その所見を示す疾患が比較的少ないため鑑別診断に有用である。
・IBDを正しく診断するには,かなりの経験と知識が必要であるため,鑑別診断の成書を活用する。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.