Japanese
English
特集 胃癌内視鏡診断の最新ムーブメント―H. pylori陰性胃癌のすべて
[各論 H. pylori除菌後胃癌]
[除菌後浸潤胃癌(私が経験した症例)]
《Column》隆起型を呈したHelicobacter pylori除菌後進行胃癌
A case of protruding-type advanced gastric cancer after H. pylori eradication
北沢 尚子
1
,
中島 寛隆
1
,
下井 銘子
1
,
門馬 久美子
1
,
榊 信廣
1
Naoko KITAZAWA
1
,
Hirotaka NAKASHIMA
1
,
Meiko SHIMOI
1
,
Kumiko MOMMA
1
,
Nobuhiro SAKAKI
1
1早期胃癌検診協会附属茅場町クリニック
キーワード:
除菌後進行癌
,
低分化型腺癌
,
高頻度マイクロサテライト不安定性胃癌
Keyword:
除菌後進行癌
,
低分化型腺癌
,
高頻度マイクロサテライト不安定性胃癌
pp.215-218
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000045
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
Helicobacter pylori(Hp)除菌後に発見される胃癌は,病理組織学的特徴として,非腫瘍性腺窩上皮の被蓋・混在を認めることや,分化型腺癌の表層細胞分化を認めることが報告されており,腫瘍径は小さく,肉眼型は陥凹型を示すことが多い。しかし隆起型を呈する病変や,粘膜下層以深へ浸潤する癌も稀に報告されている。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.