特集 取りっぱなしにしてませんか?大腸腫瘍の内視鏡治療とサーベイランス-再発させないコツと異時性病変の早期発見
大腸ポリープ診療ガイドライン改訂の要点 治療適応とサーベイランスを中心に
松田 尚久
1
,
斉藤 裕輔
,
田中 信治
1国立がん研究センター中央病院 検診センター
キーワード:
大腸内視鏡法
,
大腸ポリープ
,
診療ガイドライン
Keyword:
Colonic Polyps
,
Colonoscopy
,
Practice Guidelines as Topic
pp.33-38
発行日 2021年1月25日
Published Date 2021/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2021134590
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大腸病変全般に対する理解と大腸腫瘍に対する内視鏡診断・治療手技および内視鏡治療後サーベイランスに関する指針が必要であると考えられたことから、2014年、日本消化器病学会より『大腸ポリープ診療ガイドライン』が刊行された。2020年、初版発刊からの6年間で新たに蓄積されたエビデンスにもとづいた改訂が行われた。本稿では、今回の特集テーマ「大腸腫瘍の内視鏡治療とサーベイランス」に即し、本ガイドラインの第5章「治療・取り扱い」と第7章「偶発症と治療後のサーベイランス」のなかから、治療適応とサーベイランスに焦点を当て、それぞれの改訂点について解説する。
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