特集 新生児・小児蘇生法の不易流行-ガイドライン改訂を支える研究論文
小児一次・二次救命処置 小児の評価アプローチへの考え方
上村 義季
1
,
井手 健太郎
1国立成育医療研究センター 手術・集中治療部集中治療科
キーワード:
心肺蘇生法
,
診療ガイドライン
,
早期警告スコア
Keyword:
Cardiopulmonary Resuscitation
,
Practice Guidelines as Topic
,
Early Warning Score
pp.1986-1989
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022082215
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<Key Points>(1)小児評価に対する「蘇生ガイドライン2020」の変更点はない。(2)小児評価では、診断をつけることよりも、病態の緊急度と重症度の評価が優先される。(3)常に「評価-判定-介入」をくり返し、患者の生命を脅かす状態を認識した際には、ただちに救命処置を開始する。(4)小児急変の早期覚知を目的としたPEWSが注目されている。
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