特集 成人移行支援の二面性
成長に合わせた自立・自律支援 専門領域の自立支援 食物アレルギー
今井 孝成
1
1昭和大学 医学部小児科学講座
キーワード:
患者教育
,
過敏症-食品性
,
社会的支援
,
自立支援
,
ヘルスリテラシー
,
小児医療から成人医療への移行
Keyword:
Food Hypersensitivity
,
Patient Education as Topic
,
Social Support
,
Health Literacy
,
Transition to Adult Care
pp.1247-1251
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021323139
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<Key Points>食物アレルギーの移行支援には以下の特徴や課題がある。(1)いまだ系統的に示されたものはない。(2)食物アレルギーは原因、重症度、治療方針など個別性があるため、支援も一概に示すことができない。(3)治療方針の変遷がドラスティックであり、また地域により格差が大きく、支援も地域の医療事情などに合わせて変化させる必要性がある。(4)移行支援を担うメディカルスタッフ(PAE)の育成が進んでおり、今後そのニーズはますます高まることが予想される。
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