特集 小児神経学-現在から未来へ
総論 電気生理検査の読み方・考え方
安元 佐和
1
1福岡大学 医学部医学教育推進講座
キーワード:
筋電図
,
誘発電位
,
視覚誘発電位
,
体性感覚誘発電位
,
聴覚誘発電位
,
脳幹聴覚誘発電位
Keyword:
Evoked Potentials
,
Evoked Potentials, Auditory
,
Evoked Potentials, Auditory, Brain Stem
,
Evoked Potentials, Visual
,
Electromyography
,
Evoked Potentials, Somatosensory
pp.339-343
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020187997
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<Key Points>(1)ABR、SEP、VEPは検査を組み合わせることで、脳幹、大脳の障害部位の病態、機能障害を評価できる検査である。(2)誘発電位は新生児から記録可能であるが、波形、潜時の正常値は発達を考慮する必要がある。(3)SEP、VEPは睡眠や鎮静の影響を受けることを念頭において評価を行う。(4)末梢神経伝導検査は、脊髄病変、大脳変性疾患の末梢神経障害の評価に応用できる。
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