特集 母子感染症の必修知識-エキスパートに学び予防につなげる
各病原体の母子管理 最新の疫学情報を含めて サイトメガロウイルス 先天性サイトメガロウイルス感染症
小形 勉
1
,
木下 史子
,
森内 浩幸
1長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科
キーワード:
サイトメガロウイルス感染症
,
新生児疾患
,
難聴
,
Valganciclovir
Keyword:
Cytomegalovirus Infections
,
Infant, Newborn, Diseases
,
Valganciclovir
,
Hearing Loss
pp.51-55
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020120987
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<Key Points>(1)生後21日以内の尿を用いた「サイトメガロウイルス核酸検査(尿)」が2018年1月に保険収載された。(2)症候性の児は生後1ヵ月以内に治療開始することで聴覚や神経発達の予後改善が期待できる。(3)現在GCV/VGCVは保険適用外であり、治療実施の判断は慎重になされるべきである(医師主導治験の準備が進行中)。
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