特集 バイオサイコソーシャルモデルで行う小児科診療-小児に根差す生物・心理・社会的医療とは
生理・身体面の評価 歯と口腔の健康および発達
足立 了平
1
,
遠藤 眞美
,
加藤 擁一
1ときわ病院 歯科口腔外科
キーワード:
口腔保健
,
咬合
,
小児歯科学
,
咀嚼
,
把持(心理学)
,
運動能力
,
健康格差
Keyword:
Oral Health
,
Retention, Psychology
,
Dental Occlusion
,
Pediatric Dentistry
,
Mastication
,
Athletic Performance
,
Health Status Disparities
pp.1761-1765
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020084118
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<Key Points>(1)舌小帯の短縮は構音や摂食機能には影響がないという報告もあり、最近では早期に切除することは少ない。(2)摂食、嚥下機能の獲得は8期モデルで理解する。(3)噛める口づくりは運動機能、認知機能の維持に役立ち、健康寿命を延伸させる。(4)小児の齲蝕は急激に減少傾向を示すが口腔にも健康格差が存在し、多数の齲蝕による口腔崩壊は貧困との関係が示唆されている。
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