特集 バイオサイコソーシャルモデルで行う小児科診療-小児に根差す生物・心理・社会的医療とは
心理・精神面の評価 発達
渕上 達夫
1
1日本大学病院 総合診療センター小児科
キーワード:
小児の発達
,
青年期の発達
Keyword:
Child Development
,
Adolescent Development
pp.1766-1769
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020084119
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<Key Points>(1)乳児期は、「ことば」のない非言語コミュニケーションを獲得していく時期で、良好な愛着形成に必要な親子関係が重要である。(2)幼児期は、「ことば」を獲得し、自我が芽生え、自己主張が始まる。また基本的な生活習慣を身につける重要な時期である。(3)学童期は、学習、対人関係、集団生活でのルール、社会的スキルを学ぶ重要な時期である。(4)思春期は、身体的変化と心理的葛藤が複雑に絡む時期で、社会人になるための重要な準備期間である。
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