特集 境界領域の診療
皮膚科的疾患 血管腫、母斑
神人 正寿
1
1和歌山県立医科大学 皮膚科
キーワード:
上皮細胞
,
皮膚腫瘍
,
母斑
,
母斑-色素性
,
紹介と相談
,
血管奇形
,
皮膚科医
,
血管腫-イチゴ状
Keyword:
Hemangioma, Cavernous
,
Nevus, Pigmented
,
Nevus
,
Dermatologists
,
Referral and Consultation
,
Epithelial Cells
,
Skin Neoplasms
,
Vascular Malformations
pp.1448-1451
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020041495
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<Key Points>(1)乳児血管腫やサモンパッチ、蒙古斑など自然消褪傾向を有するものもあるため、まずは正確な診断を行い、予後や早期治療の必要性を判断する。(2)一般に自覚症状には乏しく経過観察可能なこともあるが、整容的あるいは機能的に問題になっている。あるいは将来そのおそれがある場合は治療を検討する。(3)治療介入する場合は外科的切除あるいは各種レーザーが主体となる。乳児血管腫では近年薬物療法が可能である。
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