特集 境界領域の診療
皮膚科的疾患 蕁麻疹
葉山 惟大
1
1日本大学 医学部皮膚科学系皮膚科学分野
キーワード:
蕁麻疹
,
Non-Sedating Histamine H1 Antagonists
,
病態生理
Keyword:
Urticaria
,
Histamine H1 Antagonists, Non-Sedating
pp.1452-1455
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020041496
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<Key Points>(1)24時間以内に消褪する皮疹はほぼ蕁麻疹と考えてよい。(2)小児では成人より急性蕁麻疹(6週間以内に治癒する)が多い。(3)小児の蕁麻疹の原因はアレルギー性や感染症に伴うものが多い。(4)小児の蕁麻疹の治療は成人に準じるが、副作用に注意する。(5)小児でも蕁麻疹の第一選択は非鎮静性第2世代抗ヒスタミン薬である。
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