特集 Down症候群の医療管理
医療管理 歯科矯正
須田 直人
1
1明海大学 歯学部形態機能成育学講座歯科矯正学分野
キーワード:
Down症候群
,
歯科矯正
,
不正咬合
Keyword:
Malocclusion
,
Orthodontics
,
Down Syndrome
pp.847-849
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019251678
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<Key Points>(1)Down症候群は、口腔内症状や歯科に関連した問題点が多い疾患である。(2)代表的なものは、先天性欠如歯、歯の萠出遅延、歯の形態異常、歯周病への易罹患性である。(3)咬合と歯列の問題として、骨格性反対咬合、開咬、歯列の狭窄が挙げられる。(4)矯正歯科治療の適応を考える際は、治療目標がなんであるか、患児の治療への協力が得られるかだけでなく、両親の治療への動機づけや協力体制がポイントとなる。
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