症例
自然退縮した臍帯静脈瘤の1例 胎児期から出生後の経過
堀江 貞志
1
,
清水 宗之
,
津幡 眞一
1富山赤十字病院 小児科
キーワード:
臍帯静脈
,
MRI
,
自然寛解
,
出生前超音波診断
,
静脈瘤
Keyword:
Varicose Veins
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Ultrasonography, Prenatal
,
Remission, Spontaneous
,
Umbilical Veins
pp.1562-1565
発行日 2021年10月10日
Published Date 2021/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/J00621.2022051430
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症例は在胎37週0日に帝王切開で出生した2818gの女児で、超音波検査にて胎児期より臍帯静脈瘤が認められた。経過観察目的に当科へ紹介後、初診時の超音波検査では最大部が10mm程度の臍帯静脈瘤が認められた。だが、速やかに自然消退し、日齢6に自宅退院となった。
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