特集 血液病の皮膚病変を診る
5.節外性NK/T細胞リンパ腫と芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍の皮膚病変
橋爪秀夫
1
Hideo Hashizume
1
1市立島田市民病院 皮膚科 主任部長
pp.715-720
発行日 2014年4月30日
Published Date 2014/4/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201405057
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NK細胞リンパ腫および芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍は,稀な予後不良の疾患である。これらはともに高率に皮膚病変を伴うことから,皮膚科医の眼に触れる可能性がある。本項は皮膚科医として診断に貢献するための知識の整理を目的とし,この両疾患に関する最近の報告をもとに,皮膚病変に焦点をあてて解説する。