連載 ディベート血液学
多発性骨髄腫で自家幹細胞移植は有効か~新薬の登場で自家末梢血幹細胞移植は不要になるか?~ 新規薬剤導入後も自家末梢血幹細胞移植は必要である
岡野晃
1
,
島崎千尋
2
Akira Okano
1
,
Chihiro Shimazaki
2
1社会保険京都病院 内科医長
2社会保険京都病院 副院長
pp.80-83
発行日 2012年12月30日
Published Date 2012/12/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201301080
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若年者多発性骨髄腫に対するメルファラン大量療法による自家造血幹細胞移植は確立した標準治療である。近年,新規薬剤の登場により深い奏効が得られている。新規薬剤の時代における自家造血幹細胞移植の有効性について述べる。