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第61回日本化学療法学会西日本支部総会 第56回日本感染症学会中日本地方会学術集会 第83回日本感染症学会西日本地方会学術集会 大会テーマ「感染症・化学療法を複眼的に考える」
pp.2750-2758
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201312026
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第61回日本化学療法学会西日本支部総会/第56回日本感染症学会中日本地方会学術集会/第83回日本感染症学会西日本地方会学術集会が11月6~8日,大阪市内の大阪国際会議場で共同開催された。大会テーマは「感染症・化学療法を複眼的に考える」,大会長は,化学療法学会西日本支部総会が京都薬科大学微生物・感染制御学分野教授・後藤直正氏,感染症学会中日本地方会学術集会が近畿中央胸部疾患センター呼吸器内科・感染症内科統括診療部長・鈴木克洋氏,同じく西日本地方会学術集会が宮崎大学医学部内科学講座免疫感染病態学分野教授・岡山昭彦氏。この3地方会では,昨年から合同で学術集会を開催しており,西日本全域の感染症に関与する各医療職種が一堂に会し,議論を深める場としている。感染症の予防や診断,治療は,医師を始め薬剤師,看護師,臨床検査技師といった多職種連携によるチーム医療が必須となり,そのためには広く海外の情報にも触れる必要がある。大会では,シンポジウム「抗菌薬化学療法における海外情報」が催され,世界的に問題となっている多剤耐性菌の現状や,抗菌薬の開発状況についての最新情報が報告された。