骨粗鬆症マネジメントupdate
骨粗鬆症の診断
曽根 照喜
1
1川崎医科大学 放射線医学(核医学)
キーワード:
光子吸収分析
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
超微構造
,
海綿骨
,
定量的断層撮影
,
定量的超音波診断
Keyword:
Cancellous Bone
,
Osteoporosis
,
Absorptiometry, Photon
,
Bone Density
pp.91-97
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2017232562
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骨粗鬆症の診断に用いられる骨密度測定は,腰椎と大腿骨近位部のDXA(dual-energy X-ray absorptiometry)がgold standardで,末梢骨の測定はそれらが利用できない場合の代替法やスクリーニング用として位置づけられる.骨粗鬆症では全身の骨の密度が低下するが,その変化は測定の部位によって食い違う場合が多いため注意を要する.最近では,骨密度以外の骨強度規定因子として,骨のジオメトリーや微細構造を評価する臨床的方法も進歩してきている.
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