消化器内視鏡の技術革新-開発秘話と次世代内視鏡医療の構築に向けて
次世代に向けた内視鏡医療の構築 Robotic Technologyの内視鏡応用
中島 清一
1
1大阪大学 次世代内視鏡治療学
キーワード:
消化器外科
,
消化器系内視鏡法
,
費用と費用分析
,
ロボット手術
Keyword:
Costs and Cost Analysis
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Endoscopy, Digestive System
,
Robotic Surgical Procedures
pp.1387-1392
発行日 2016年8月20日
Published Date 2016/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2016397519
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robotic technologyを内視鏡に応用する試みは2000年代半ばにNOTESを契機として始まったが,その後ターゲットをESDなどの管腔内治療へ切り換えて研究開発が進められている.細径,長尺かつ軟性という構造的な制約を技術的に克服し,狭い消化管腔内でのtriangulationを可能とするロボットの実現は決して容易ではないが,産学官連携による中長期的な開発努力,とくに内科と外科の密な連携は着実に実を結びつつある.
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