肥満と消化器疾患
肥満症に対する食事療法・運動療法
正木 孝幸
1
1大分大学 医学部内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座
キーワード:
運動療法
,
行動療法
,
食事療法
,
食事記録
,
診療ガイドライン
,
肥満症
,
食品交換表
Keyword:
Behavior Therapy
,
Diet Therapy
,
Exercise Therapy
,
Obesity, Morbid
,
Diet Records
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1621-1625
発行日 2013年10月20日
Published Date 2013/10/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014025313
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肥満症に対しては,まず肥満症の一般的な食事療法と運動療法の理解また肥満症の代謝状態・合併症についてきちんと把握することが重要である.しかし肥満症の多くの患者で食事・運動指導は難渋するとともに,また不適切な食事・運動行動を修正することもなかなか困難なことが多い.ただ単に画一的な指導をするだけでは治療動機を維持できないことが多い.適切な食事療法と運動療法を長期間継続させるため,その必要性に対する説明と,患者の動機づけを高める行動療法的アプローチも必要になる.
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