消化器神経内分泌腫瘍
胃神経内分泌腫瘍
関川 昭
1
,
福井 広一
,
千葉 勉
1大阪赤十字病院 消化器科
キーワード:
Octreotide
,
胃鏡法
,
胃腫瘍
,
腫瘍侵入性
,
分類
,
免疫組織化学
,
神経内分泌腫瘍
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Classification
,
Gastroscopy
,
Immunohistochemistry
,
Neoplasm Invasiveness
,
Stomach Neoplasms
,
Octreotide
,
Neuroendocrine Tumors
pp.39-45
発行日 2012年12月20日
Published Date 2012/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2013116817
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胃神経内分泌腫瘍は,Rindiらの分類に従い,背景疾患や高ガストリン血症の有無によってType I~IVに分類される.その治療方針はRindi分類と腫瘍の大きさ,数,深達度によって決定される.治療の原則は腫瘍の根治的切除であり,内視鏡的切除や外科的切除が行われる.遠隔転移を有する進行病変では,ソマトスタチンアナログ,化学療法,インターフェロンなどの内科的治療や,肝転移巣に対して肝切除,肝動注化学療法,肝動脈塞栓術,ラジオ波焼灼術(RFA)などの局所療法を行う.カルチノイド症候群をきたした場合は,ソマトスタチンアナログ投与を行う.
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