透析医療に携わる看護職の人材育成とチーム創り
慢性腎臓病(CKD)看護における継続教育の意義
内田 明子
1
1聖隷横浜病院 看護部
キーワード:
看護生涯教育
,
臨床能力
,
慢性腎臓病
,
腎臓病看護
Keyword:
Clinical Competence
,
Education, Nursing, Continuing
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Nephrology Nursing
pp.245-252
発行日 2017年3月10日
Published Date 2017/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2017168265
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看護者が看護の責任を果たすためには,自己の能力の維持・開発のための継続学習が求められている.透析看護分野においては,速い変化に適切に対応し合併症を防ぎ長期生存を実現するための知識・技術が必要であり,また慢性腎臓病(CKD)患者の看護には,ハードな治療的セルフケアを支援するため患者の身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな側面に関わる知識・技術・感性が求められている.CKD看護者は,臨床看護の実践の経験や学会が開催する研修会,自己の生活体験など多くの場面を主体的継続教育の場として認識すべきである.日本腎不全看護学会は継続教育を提供する役割の実践によって,CKD看護の質の向上に寄与したいと考えている.
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