透析関連専門資格に求められるもの・これからの透析医療教育-現状と課題
臨床工学技士 臨床工学技士育成教育と透析医療 現状と課題
丹下 佳洋
1
,
竹澤 真吾
1九州保健福祉大学 保健科学部臨床工学科
キーワード:
カリキュラム
,
教育評価
,
血液透析
,
研究
,
専門教育
,
臨床工学技士
,
臨床・臨地実習
Keyword:
Educational Measurement
,
Curriculum
,
Education, Professional
,
Renal Dialysis
,
Research
pp.673-678
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014245874
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臨床工学技士養成校における透析医療教育は,座学と実習により構成されている.数式を用いた透析の原理を工学的に教授し,指導を行っている.本学では透析患者のインタビューを通じて学生にコミュニケーションの必要性・臨床工学技士として命を支える専門知識を学ぶうえでの高いモチベーションを提示し,単に筆記による評価のみならず,臨床と教育現場との懸け橋となる教育プログラムを構築し,チーム医療の一員としての教育に力を注いでいる.工学技術評価のみならず患者・医療スタッフとのコミュニケーションが必要不可欠であり,臨床実習先の指導者(バイザー)と養成校教員がともに学生の能力を引き出す教育が必要である.
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