透析modalityの多様化
HDF療法の多様化 拡大するオンラインHDF 具備すべき透析液清浄度
内野 順司
1
1みはま病院 ME部
キーワード:
血液透析液
,
血液透析濾過
,
バリデーション
,
水質
Keyword:
Hemodialysis Solutions
,
Hemodiafiltration
,
Validation Studies as Topic
,
Water Quality
pp.555-562
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013256439
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2012年に本邦でも一般的な治療としてオンラインHDFが施行可能となった.当然,透析液を体内に注入するため,使用する医療機器や透析液の清浄度に関して厳しい基準が提言されている.オンラインHDFの実施には,HDFフィルタ(JIS T 3250 4.5.2)と製造承認を受けたオンラインHDF装置を用いる必要がある.また本邦で医療機器を用いた治療を行うには,付属の添付文書と取扱い説明書に則った運用が必要である.それらの水質要求事項は「透析液水質基準と血液浄化器性能評価基準2008」である.透析機器安全管理委員会を設置し,記録,保管なども含めた適正な管理のもとに運用する必要がある.
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