透析室での臨床研究-研究デザインと研究のまとめ方
観察研究 症例報告、症例集積研究
伊丹 儀友
1
1日鋼記念病院 腎センター
キーワード:
医学書誌
,
保健医療サービス
,
EBM
,
インパクトファクター
,
症例報告
Keyword:
Bibliography of Medicine
,
Health Services
,
Evidence-Based Medicine
,
Journal Impact Factor
pp.395-402
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013199508
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症例報告は昔からの基本的な医学の知識・技能伝達の貴重な方法であり,医学の進歩発展に寄与してきた.evidence based medicine(EBM)が盛んになり,無作為比較試験などに比べ症例報告はエビデンスレベルが低いとみなされるようになった.しかし,症例報告は現在でも薬剤の副作用や新しい病気の発見,また新しい治療法の出発点である場合もあり,EBMとは排他的な関係ではなく相補的な関係にある.
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