連載 内視鏡の読み方
0‒Ⅰp+Ⅱc 型早期大腸癌
岸田 圭弘
1
,
堀田 欣一
1
,
今井 健一郎
1
,
伊藤 紗代
1
,
下田 忠和
2
,
小野 裕之
1
1静岡県立静岡がんセンター内視鏡科
2静岡県立静岡がんセンター病理診断科
キーワード:
早期大腸癌
,
内視鏡診断
,
発育形式
Keyword:
早期大腸癌
,
内視鏡診断
,
発育形式
pp.427-432
発行日 2020年3月20日
Published Date 2020/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001116
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大腸の“0‒Ⅰp+Ⅱc”病変は,文字どおりに解釈すると,“有茎性病変(Ⅰp)で,その中に陥凹面(Ⅱc)を有する”病変である.しかしながら,成因から考えると0‒Ⅰp+Ⅱc には大きく分けて二つのタイプの腫瘍が存在する.本稿では,0‒Ⅰp+Ⅱc 病変について,実際の症例を提示しつつ,その成り立ちから見た読影ポイントを解説する.
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