命をつなぐ血管アクセスの物語
人工血管はこうして生まれた―偶然と執念がつくった透析患者の血管アクセス
春口 洋昭
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1飯田橋春口クリニック
キーワード:
人工血管
,
ePTFE(expanded polytetrafluoroethylene)
,
動静脈グラフト
,
血管アクセス外科
Keyword:
人工血管
,
ePTFE(expanded polytetrafluoroethylene)
,
動静脈グラフト
,
血管アクセス外科
pp.545-549
発行日 2026年5月10日
Published Date 2026/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003822
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私が研修医だったころ,私のボスであった太田和夫先生(図1)は,シャントについて繰り返しこう語っておられました.「シャントは血管の入り口ではない.命の入り口だ.」透析を始めるという現実を前に深く落ち込んでいる患者にとって,シャントは「これからも生き続けるための唯一の道」になります.だからこそ先生は,「シャント手術は必ず成功させなければならない」と,若い私たちに強く言われていたのだと思います.同時に,太田先生はこうも教えてくださいました.

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