特集 腎臓リハビリテーション 理論と実際
第1章 腎臓リハビリテーション総論 3 運動機能評価と運動負荷試験
齊藤 正和
1,2
,
小島 将
2,3,4
,
臼井 直人
3,4,5
1順天堂大学保健医療学部理学療法学科
2Renal Exercise and Physical Activity Network(REPnet)
3嬉泉病院リハビリテーション科
4新潟医療福祉大学運動機能医科学研究所
5順天堂大学大学院医学研究科腎臓内科学
キーワード:
慢性腎臓病
,
血液透析
,
運動機能
,
運動耐容能
,
効果判定
Keyword:
慢性腎臓病
,
血液透析
,
運動機能
,
運動耐容能
,
効果判定
pp.723-732
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003038
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・運動機能評価や運動負荷試験は,運動機能の評価にとどまらず,機能的予後や生命予後の予測,運動療法処方や運動療法の効果判定など腎臓リハビリテーションを提供する際にきわめて重要なアセスメント項目である.
・それぞれの評価項目において,機能低下や機能的予後または生命予後を予測するカットオフ値,運動療法の効果判定をする際の目安となる臨床上意義のある最小差(MCID)や最小可検変化量(MDC)を理解し,目標値の設定や運動療法の効果判定を行うことが重要となる.
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