特集 透析看護分野の看護師の認定・研修制度と社会から求められるもの
2.看護師の継続教育と資格認定制度
荒木 暁子
1
1 日本看護協会常任理事
キーワード:
看護師
,
継続教育
,
資格認定制度
,
透析看護認定看護師/腎不全看護認定看護師
Keyword:
看護師
,
継続教育
,
資格認定制度
,
透析看護認定看護師/腎不全看護認定看護師
pp.225-230
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001644
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医療の高度化・専門化を背景に,1990年代後半に看護師の資格制度が看護界総意のもと創設され,医療計画や診療報酬でも評価され,社会的にも認知を高め医療に根付いてきた.同時に,少子・超高齢社会を見据え,チーム医療の推進に関する議論を経て,2015年「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設された.看護師が自らの専門性を研鑽することは,良質かつ適切な医療提供に資するものであり,地域へ広がる医療提供体制の確保や複雑化する状態を有する患者への支援に貢献する.本稿では,看護師の継続教育,専門看護師と認定看護師の資格認定制度および,特定行為研修制度について概説する.
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