症例による透析患者の画像診断
維持血液透析患者に発症した進行性多巣性白質脳症の1例
千葉 祐貴
1
,
割田 仁
2
,
中道 一生
3
,
宮崎 真理子
1
,
小山 千佳
1
,
小島 慶恵
1
,
吉田 舞
1
,
大江 佑治
1
,
岡本 好司
1
,
藤倉 恵美
1
,
長澤 将
1
,
西山 修平
2
1東北大学病院腎・高血圧・内分泌科
2東北大学病院脳神経内科
3国立感染症研究所ウイルス第一部
キーワード:
進行性多巣性白質脳症
,
維持血液透析
,
慢性腎不全
,
全身性エリテマトーデス
,
頭部MRI
Keyword:
進行性多巣性白質脳症
,
維持血液透析
,
慢性腎不全
,
全身性エリテマトーデス
,
頭部MRI
pp.1473-1476
発行日 2020年10月10日
Published Date 2020/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001515
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進行性多巣性白質脳症(progressive multifocal leukoencephalopathy;PML)は,体内のさまざまな場所に潜伏感染しているJC ウイルス(JCV)が再活性化することで発症する中枢神経疾患である.今回,免疫抑制療法中である維持血液透析患者に発症したPML の1 例を経験したので報告する.
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