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公益社団法人日本麻酔科学会第70回学術集会講演特集号 招請講演
Withコロナ時代の区域麻酔:パンデミックから学んだこと
Regional anesthesia in the time of COVID-19:Lessons learned from the pandemic
堀田 訓久
1
Kunihisa HOTTA
1
1自治医科大学附属病院麻酔科
キーワード:
新型コロナウイルス感染症
,
区域麻酔
,
感染予防策
,
エアロゾル感染
Keyword:
新型コロナウイルス感染症
,
区域麻酔
,
感染予防策
,
エアロゾル感染
pp.S57-S62
発行日 2023年11月20日
Published Date 2023/11/20
DOI https://doi.org/10.18916/masui.2023130010
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はじめに
2019年12月に最初の感染者が報告されたSARS-Cov2による新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)は,急速に世界中に広がり,2020年3月に世界保健機関(World Health Organization:WHO)が世界的流行パンデミックを宣言した。その後,変異株の発生が繰り返され,3年以上経過した現在も感染流行は続いているが,重症化する患者は以前よりも少なくなっている。2023年5月にWHOが新型コロナ緊急事態宣言を終了し,日本国内でもCOVID-19の感染法上の分類が2類から5類に変更され,社会生活は大きく緩和の方向に向かっている。その一方で,社会活動の緩和に伴い,第9波の流行が始まったとされており(2023年7月現在),医療機関においては気の抜けない状況が続いている。今後流行が終息してpostコロナになる時期はいまだ見通せず,当面はwithコロナの状況が続くと予想される。
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