投稿論文 症例報告
硬膜外自己血パッチが著効を示した小児の硬膜穿刺後頭痛の1症例
山口 佳奈
1
,
大下 恭子
,
中村 隆治
,
濱田 宏
,
堤 保夫
1広島大学病院 麻酔科
キーワード:
硬膜外麻酔
,
骨肉腫
,
大腿骨
,
硬膜外血液パッチ法
,
頭痛-硬膜穿刺後
Keyword:
Anesthesia, Epidural
,
Femur
,
Osteosarcoma
,
Blood Patch, Epidural
,
Post-Dural Puncture Headache
pp.139-141
発行日 2022年2月10日
Published Date 2022/2/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022108585
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偶発的硬膜穿刺後に発症した硬膜穿刺後頭痛に対して、硬膜外自己血パッチを施行した小児症例を経験した。安静臥床や薬物療法で改善が得られず、術後5日目に硬膜外自己血パッチを行い、直後より頭痛の軽減が得られた。保存療法抵抗性の硬膜穿刺後頭痛においては、小児であっても硬膜外自己血パッチを考慮すべきである。
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