投稿論文 紹介
"CLEAR Goals" 日本の麻酔科研修プログラムの質を上げるために必要な要素
谷 真規子
1
,
森松 博史
,
酒井 哲郎
1岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科麻酔・蘇生学
キーワード:
医学生涯教育
,
各国の保健医療制度
,
専門医制度
,
アメリカ
,
麻酔科医
Keyword:
Anesthesiologists
,
United States
,
Education, Medical, Continuing
pp.1116-1122
発行日 2021年10月10日
Published Date 2021/10/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022003883
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
麻酔科研修プログラムが魅力的な研修を提供するために必要な要素をアメリカの研修プログラムを参考にして挙げ、"CLEAR Goals"とまとめた。具体的には、(1)豊富な症例(variety & volume of Cases)、(2)系統的な講義(organized Lectures)、(3)客観的な評価(objective Evaluations)、(4)専攻医の積極的な取り組み(residents' Active involvement)、(5)プログラムの総括(program Review)、(6)到達目標の共有(shared Goals)の6点である。これらの要素を組み込むことによって質の高いプログラムを構築することができると考えられる。
Copyright© 2021 KOKUSEIDO CO., LTD. All Rights Reserved.