投稿論文 症例報告
術後気管チューブ抜去に苦慮した症例
南迫 一請
1
,
水津 悠
,
松山 智紀
,
七野 力
1国立病院機構京都医療センター 麻酔科
キーワード:
喉頭鏡法
,
声帯麻痺
,
反回神経
,
腹膜炎
,
腹膜透析
,
腫脹
,
気管チューブ抜管
,
電子内視鏡
Keyword:
Laryngoscopy
,
Vocal Cord Paralysis
,
Peritoneal Dialysis
,
Peritonitis
,
Recurrent Laryngeal Nerve
,
Airway Extubation
pp.1080-1082
発行日 2021年10月10日
Published Date 2021/10/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022003875
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右反回神経麻痺がある84歳の女性に全身麻酔下で腹膜透析カテーテル抜去術を行い、手術終了後気管チューブ抜去に苦慮した症例を経験した。本症例では、気管挿管時の両側声帯が正中位であり、抜管後に左披裂部浮腫を認めた。文献的考察を加えることにより、本経過の原因を推察した。
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