投稿論文 短報
卵子提供により妊娠したターナー症候群合併妊婦の帝王切開術における心疾患リスク評価と麻酔管理
鈴木 香合
1
,
大橋 夕樹
,
栗原 郁実
,
野口 翔平
,
成田 優子
,
照井 克生
1上都賀総合病院 麻酔科
キーワード:
Bupivacaine
,
Fentanyl
,
Lidocaine
,
Morphine
,
Turner症候群
,
硬膜外麻酔
,
脊椎麻酔
,
大動脈瘤
,
帝王切開術
,
動脈瘤-解離性
,
妊娠合併症-心臓血管系
,
産科麻酔
,
卵母細胞提供
,
リスク評価
Keyword:
Aortic Aneurysm
,
Anesthesia, Epidural
,
Anesthesia, Spinal
,
Anesthesia, Obstetrical
,
Fentanyl
,
Oocyte Donation
,
Aortic Dissection
,
Lidocaine
,
Turner Syndrome
,
Morphine
,
Pregnancy Complications, Cardiovascular
,
Bupivacaine
,
Cesarean Section
,
Risk Assessment
pp.84-88
発行日 2021年1月10日
Published Date 2021/1/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021142731
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ターナー症候群合併妊婦では大動脈解離発症のリスクが高いことが近年明らかになってきた。ターナー症候群患者の大動脈径評価には、低身長を考慮したaortic size index(ASI:大動脈基部径を体表面積で除した値)を用いることが推奨されている。今回、帝王切開術を受けるターナー症候群合併妊婦にASIを用いて心血管系リスク評価を行った症例(34歳)を報告し、麻酔管理上の問題点について述べた。
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