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蘇生の歴史 血液循環の発見 静脈弁(1)
浅井 隆
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
血液循環
,
肖像画
,
医学史(1451-1600)
,
静脈弁
,
ヴェサリウス, A.
,
ファロッピオ, G.
,
カナーノ, G.
,
ルシタニアス, A.
Keyword:
Portraits as Topic
,
Blood Circulation
,
History, Early Modern 1451-1600
,
Venous Valves
pp.215-223
発行日 2020年2月10日
Published Date 2020/2/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2020162132
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ジャンバティスタ・カナーノは1546年あるいはそれ以前に、また、アマトゥス・ルシタニアスは1547年に、静脈には弁が存在すると報告した。しかし、その後、アンドレアス・ヴェサリウスは自らの解剖により、静脈には弁を見つけることはできなかったと記載し、また彼の後継者のガブリエレ・ファロッピオも静脈弁の存在を否定した。
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