症例
妊娠4週の血中hCG 5mIU/mlから異所性妊娠に至ったART妊娠の4例
浪崎 景加
1
,
上田 匡
1
,
岡村 直哉
1
,
髙矢 千夏
1
,
江原 千晶
1
,
辻 勲
1
,
藤岡 聡子
1
,
福田 愛作
1
,
森本 義晴
2
K. Namizaki
1
,
M. Ueda
1
,
N. Okamura
1
,
C. Takaya
1
,
C. Ebara
1
,
I. Tsuji
1
,
S. Fujioka
1
,
A. Fukuda
1
,
Y. Morimoto
2
1医療法人三慧会IVF大阪クリニック
2医療法人三慧会HORACグランフロント大阪クリニック
pp.585-590
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003855
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異所性妊娠は診断の遅れや見落としにより重篤な結果が生じるため,正しい知識と正確な診断が重要となる。今回,胚移植後の妊娠4週時血中hCGが5mIU/mlと極めて低値であった卵管妊娠4例を経験した。先の2例は低hCGおよび月経様出血から生化学的妊娠と判断し,その後異所性妊娠破裂により緊急手術および輸血を要した。後の2例は同様の経過であったが,血中hCGを継続的に測定することで早期に異所性妊娠と診断できた。妊娠判定時血中hCGが極めて低値であっても,異所性妊娠が否定できないため継続的な血中hCGの計測が重要である。

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