境界領域
口腔機能発達不全症
鷲見 聡
1,2
1名古屋市西部地域療育センター小児科
2南部地域療育センターそよ風小児科
pp.452-456
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003862
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口腔機能発達不全症とは口腔機能の発達が不十分なために専門的支援が必要な状態である.「口を常に開けている」「よだれが多い」「食事に長い時間がかかる」などの特徴を示す.診断のために口腔内や口唇の視診,咀嚼や嚥下の観察,舌圧や口唇閉鎖力の測定などを行う.口腔機能を向上のためには,器具を用いた訓練,口腔筋を使う動作を繰り返す練習を行うとともに,適切な口腔習慣をつけることを促す.2018年に歯科の保険適用となったため,歯科において診療が広がった.口腔習慣については小児科医もアドバイスをする機会があり,また,神経発達症に口腔機能の問題を伴う場合があるので,歯科医と小児科医との連携が重要と思われる.

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