特集 小児診療ガイドラインのダイジェスト解説 & プログレス2025
リウマチ
22 若年性特発性関節炎 少関節炎型・多関節炎型
-関節リウマチ診療ガイドライン2024改訂─若年性特発性関節炎 少関節炎型・多関節炎型診療ガイドラインを含む
宮前 多佳子
1,2
1東京女子医科大学病院膠原病リウマチ痛風センター小児リウマチ科
2東京女子医科大学膠原病リウマチ内科学講座
pp.1374-1380
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003674
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小児慢性関節炎に対しコンセンサスの得られた診断基準は存在せず，国際的な病名・分類基準として若年性特発性関節炎（juvenile idiopathic arthritis：JIA）が普及している．JIAの疾患概念と分類基準は，1994年に，WHOと国際リウマチ連盟（International League of Associations for Rheumatology：ILAR）により提案され，2回の改訂を経て，現在は2001年のEdmonton版が用いられている1）．
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