目で見る小児科
ヘアカラーサインを契機に脳瘤が診断された1例
西形 優実子
1
1独立行政法人国立病院機構埼玉病院小児科
pp.225-226
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003383
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現病歴:出生時から左頭頂部正中付近に腫瘤と,その周囲に毛髪過多領域を認めた(図1,2).病的な徴候を伴わず経過観察していたが,縮小傾向もなく近医皮膚科を受診したところ頭蓋内病変精査の必要性を指摘され,当院を紹介受診した.頭囲を含めた成長曲線は正常で,発達経過も月齢相当であった.
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