連載 [小児科臨床教育の実際]
第5回 医学部小児地域医療―実際と課題
小屋松 淳
1,2
,
森内 浩幸
3
1長崎県五島中央病院小児科
2長崎大学離島・へき地医療学講座離島医療研究所
3長崎大学病院小児科
pp.995-1000
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000929
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医学教育モデル・コア・カリキュラムでは臨床実習に地域医療臨床実習の項目が記載され,「地域社会で求められる保健・医療・福祉・介護等の活動を通して地域医療と地域包括ケアシステムを一体的に構築することの必要性・重要性を学ぶ」ことが求められている.そのなかでは「学外の臨床研修病院等の地域病院や診療所,さらに保健所や社会福祉施設等の協力を得る」ことが方略として示されている(表1)1).
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