Japanese
English
特集 フットケア・足病医療の新時代
下肢閉塞性動脈疾患の治療
Treatment of lower extremity artery disease
小西 宏和
1
Hirokazu KONISHI
1
1順天堂大学医学部附属順天堂医院,循環器内科
キーワード:
Lower extremity artery disease
,
Endovascular therapy
,
Bypass surgery
Keyword:
Lower extremity artery disease
,
Endovascular therapy
,
Bypass surgery
pp.365-368
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003343
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:急性下肢動脈閉塞は,発症から6~24時間以内に血行再建治療ができないと救命できない疾患である。「下肢痛」を主訴に整形外科を受診する症例も少なくないため,常にこの疾患を鑑別に入れて診療することが重要である。慢性下肢動脈閉塞は,間欠性跛行症状から重症下肢虚血まで患者ごとに病状は異なる。ABI,造影CT,MRIなどの検査で狭窄および閉塞病変を明らかにし(前稿を参照),血管内治療(EVT)もしくはバイパス手術での血行再建を行う。近年EVTの進歩が目覚ましく,複雑病変に対してもカテーテル治療が可能となってきている。

Copyright © 2025, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.