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特集 整形外科医の災害対応のあり方―能登半島地震の経験より
能登半島地震に対する日本整形外科学会災害対応委員会の対応
Response of the Japanese Orthopaedic Association Disaster Committee to the Noto Peninsula Earthquake
生越 智文
1
Tomofumi OGOSHI
1
1鳥取大学医学部医学科 器官制御外科学講座,救急・災害医学分野
キーワード:
Noto Peninsula Earthquake
,
Web training
,
Orthopaedic
Keyword:
Noto Peninsula Earthquake
,
Web training
,
Orthopaedic
pp.1525-1528
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003217
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要旨:2024年1月1日能登半島地震が発生した。日本整形外科学会災害対応委員会は,4年前にオンラインで行った災害研修により,石川県の整形外科医の先生と顔の見える関係を作り,今回の地震において,現地の委員より被災状況などの情報を収集し,アドバイスを行った。しかし,災害地内での患者情報の伝達や患者搬送などにおいて対応が不十分であった。オンラインでの患者情報の集約ツールや地域での連携,リーダーの育成などを行い,整形外科医の災害対応能力をさらに向上するように検討している。
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